湘南で寄り道・・・めじろ2
高くても音量ひかえめな鳴き声は、群れていても優しくひびく。
チーチーと早口に鳴く声に、うっかり聞きほれていると、せかされているようで、いらいらしてくるから気をつけること。
一つ残った柿の実に、順番待ちしてやっとたどりついたメジロは、冬の陽をうけてウグイス色のかわいいぬいぐるみだ。
目の周囲は、白墨で書いたように異様に白く、腹部は、熟れた柿の色が反射して、ことさら赤く見える。
目のまわりが白いから目白。
ウグイスよりウグイス色なので勘違いしている人も多い。
優しい鳴き声と、愛くるしい姿が禍して、籠の鳥にされてきた。
昔は四角い風呂敷包みと棒を持ったオジさんが、藪に入っていくのをよく見た。
今は禁じられている。
日本のメジロ科は一種だけ。
湘南地方では、メジロは身近な留鳥である。